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2026年9月 効能効果等追加承認医薬品のお知らせ

2026年9月に承認された効能効果等追加承認医薬品の中から、がん関連の薬剤を紹介いたします。詳細は添付文書、ならびに添付の資料をご確認下さい。

効能等変更承認医薬品

◎テビムブラ点滴静注100mg(ビーワン・メディシンズ(同))

一般名:チスレリズマブ(遺伝子組換え)

追加された効能・効果(下線部 追記)

〇再発又は遠隔転移を有する上咽頭癌

追加された用法・用量(下線部 追記)

〈再発又は遠隔転移を有する上咽頭癌〉

ゲムシタビン塩酸塩及びシスプラチンとの併用において、通常、成人には、チスレリズマブ(遺伝子組換え)として、1回200mgを3週間間隔で60分かけて点滴静注する。なお、初回投与の忍容性が良好であれば、2回目以降の投与時間は30分まで短縮できる。

テビムブラ点滴静注.pdf

◎エンハーツ点滴静注用100mg(第一三共㈱)

一般名:トラスツズマブ デルクステカン(遺伝子組換え)

変更された効能・効果(取消線部 削除)

〇化学療法歴のあるHER2陽性の手術不能又は再発乳癌

変更された用法・用量(下線部 追記 取消線部 削除)

〈HER2陽性の手術不能又は再発乳癌〉

ペルツズマブ(遺伝子組換え)との併用において、通常、成人にはトラスツズマブ デルクステカン(遺伝子組換え)として1回5.4mg/kg(体重)を90分かけて3週間間隔で点滴静注する。化学療法歴のあるHER2陽性の手術不能又は再発乳癌に対しては、本剤を単独投与することもできる。なお、初回投与の忍容性が良好であれば2回目以降の投与時間は30分間まで短縮できる。

〈化学療法歴のあるHER2陽性の手術不能又は再発乳癌、ホルモン受容体陽性かつHER2低発現又は超低発現の手術不能又は再発乳癌、化学療法歴のあるHER2低発現の手術不能又は再発乳癌、がん化学療法後に増悪したHER2(ERBB2)遺伝子変異陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌〉

通常、成人にはトラスツズマブ デルクステカン(遺伝子組換え)として1回5.4mg/kg(体重)を90分かけて3週間間隔で点滴静注する。なお、初回投与の忍容性が良好であれば2回目以降の投与時間は30分間まで短縮できる。

用法及び用量に関連する注意(下線部 追記)

〈HER2陽性の手術不能又は再発乳癌〉

ペルツズマブ(遺伝子組換え)との併用に際しては、通常、成人に対して1日1回、ペルツズマブ(遺伝子組換え)として初回投与時には840mgを、2回目以降は420mgを60分かけて3週間間隔で点滴静注すること。なお、初回投与の忍容性が良好であれば、2回目以降の投与時間は30分間まで短縮できる。

エンハーツ点滴静注用.pdf

◎キイトルーダ点滴静注100mg(MSD㈱)

一般名:ペムブロリズマブ(遺伝子組換え)

追加された効能・効果(下線部 追記)

〇白金系抗悪性腫瘍剤抵抗性の再発卵巣癌

追加された用法・用量(下線部 追記)

〈根治切除不能又は転移性の腎細胞癌、PD-L1陽性のホルモン受容体陰性かつHER2陰性の手術不能又は再発乳癌、進行・再発の子宮体癌、進行又は再発の子宮頸癌、治癒切除不能な進行・再発の胃癌、切除不能な進行・再発の悪性胸膜中皮腫、白金系抗悪性腫瘍剤抵抗性の再発卵巣癌〉

他の抗悪性腫瘍剤との併用において、通常、成人には、ペムブロリズマブ(遺伝子組換え)として、1回200mgを3週間間隔又は1回400mgを6週間間隔で30分間かけて点滴静注する。

用法及び用量に関連する注意(下線部 追記)

〈白金系抗悪性腫瘍剤抵抗性の再発卵巣癌〉

パクリタキセルと併用する場合、通常、成人には、1週間間隔で、パクリタキセルは1日1回80mg/m2を1時間かけて点滴静注すること。なお、患者の状態により適宜減量すること。

重要な基本的注意(下線部 追記)

本剤の使用にあたっては、ペムブロリズマブ(遺伝子組換え)・ベラヒアルロニダーゼ アルファ(遺伝子組換え)配合皮下注製剤との取り違えに注意すること。

キイトルーダ点滴静注.pdf

◎エプキンリ皮下注4mg、48mg(ジェンマブ㈱)

一般名:エプコリタマブ(遺伝子組換え)

効能・効果(変更なし)

〇以下の再発又は難治性の大細胞型B細胞リンパ腫
  びまん性大細胞型B細胞リンパ腫
  高悪性度B細胞リンパ腫
  原発性縦隔大細胞型B細胞リンパ腫
〇再発又は難治性の濾胞性リンパ腫

変更された用法・用量(下線部 追記)

〈再発又は難治性の濾胞性リンパ腫(Grade 1~3A)〉

・3ステップ漸増

単独投与の場合:
通常、成人にはエプコリタマブ(遺伝子組換え)として、28日間を1サイクルとして、1サイクル目は1日目に1回0.16mg、8日目に1回0.8mg、15日目に1回3mg、22日目に1回48mgを皮下投与する。その後は1回48mgを、2及び3サイクル目は1、8、15、22日目、4から9サイクル目には1、15日目、10サイクル目以降は1日目に皮下投与する。

リツキシマブ(遺伝子組換え)及びレナリドミド併用投与の場合:
通常、成人にはエプコリタマブ(遺伝子組換え)として、28日間を1サイクルとして、1サイクル目は1日目に1回0.16mg、8日目に1回0.8mg、15日目に1回3mg、22日目に1回48mgを皮下投与する。その後は1回48mgを、2及び3サイクル目は1、8、15、22日目、4サイクル目以降は1日目に皮下投与し、最大12サイクルまで投与を継続する。

エプキンリ皮下注.pdf

◎イブランス錠25mg、125mg(ファイザー㈱)

一般名:パルボシクリブ

追加された効能・効果(下線部 追記)

〇ホルモン受容体陽性かつ HER2 陽性の手術不能又は再発乳癌における化学療法後の維持療法

追加された用法・用量(下線部 追記)

〈ホルモン受容体陽性かつ HER2 陽性の手術不能又は再発乳癌における化学療法後の維持療法〉

トラスツズマブ(遺伝子組換え)、ペルツズマブ(遺伝子組換え)及び内分泌療法剤、又はトラスツズマブ(遺伝子組換え)及び内分泌療法剤との併用において、通常、成人にはパルボシクリブとして1日1回125mgを3週間連続して経口投与し、その後1週間休薬する。これを1サイクルとして投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。

イブランス錠.pdf

◎テクベイリ皮下注30mg、153mg(ヤンセンファーマ㈱)

一般名:テクリスタマブ(遺伝子組換え)

変更された効能・効果(取消線部 削除)

〇再発又は難治性の多発性骨髄腫(標準的な治療が困難な場合に限る) 

変更された用法・用量(下線部 追記)

〈単独投与の場合〉

通常、成人にはテクリスタマブ(遺伝子組換え)として、漸増期は、1日目に0.06mg/kg、その後は2~4日の間隔で0.3mg/kg、1.5mg/kgの順に皮下投与する。その後の継続投与期は、漸増期の1週間後から1.5mg/kgを1週間間隔で皮下投与する。なお、継続投与期において、部分奏効以上の奏効が24週間以上持続している場合には、投与間隔を2週間間隔とすることができる。 

〈ダラツムマブ(遺伝子組換え)・ボルヒアルロニダーゼ アルファ(遺伝子組換え)配合皮下注製剤との併用の場合〉

通常、成人にはテクリスタマブ(遺伝子組換え)として、漸増期は、1日目に0.06mg/kg、3日目に0.3mg/kg、7日目に1.5mg/kgを皮下投与する。その後の継続投与期は、漸増期の1週間後から投与開始し、継続投与期の初回投与を起点に、1~6週目は1.5mg/kgを1週間間隔、7~22週目は3mg/kgを2週間間隔、23週目以降は3mg/kgを4週間間隔で皮下投与する。

〈トアルクエタマブ(遺伝子組換え)との併用の場合〉

通常、成人にはテクリスタマブ(遺伝子組換え)として、漸増期は、1日目に0.06mg/kg、その後は2~4日の間隔で0.3mg/kg、1.5mg/kg、3mg/kgの順に皮下投与する。その後の継続投与期は、漸増期の2週間後から3mg/kgを2週間間隔で皮下投与する。なお、継続投与期の初回投与を起点に、23週目以降は投与間隔を4週間間隔とすることができる。15週目以降で最良部分奏効以上の奏効が認められている場合、その時点から4週間間隔とすることができる。

用法及び用量に関連する注意(下線部 追記)

〈ダラツムマブ(遺伝子組換え)・ボルヒアルロニダーゼ アルファ(遺伝子組換え)配合皮下注製剤との併用の場合〉

7.6 本剤初回投与前日にダラツムマブ(遺伝子組換え)・ボルヒアルロニダーゼ アルファ(遺伝子組換え)配合皮下注製剤の投与を行い、その後少なくとも20時間経過してから本剤の漸増用量1(0.06mg/kg)の投与を行うこと。治療用量1(1.5mg/kg)の初回投与は、ダラツムマブ(遺伝子組換え)・ボルヒアルロニダーゼ アルファ(遺伝子組換え)配合皮下注製剤投与後少なくとも3時間経過してから、その後の投与はダラツムマブ(遺伝子組換え)・ボルヒアルロニダーゼ アルファ(遺伝子組換え)配合皮下注製剤投与後少なくとも15分経過してから投与すること。

7.7 漸増期の各用量は最低2日、継続投与期の治療用量1(1.5mg/kg)は最低5日、治療用量2(3mg/kg)は最低12日を空けて本剤を投与すること。

テクベイリ皮下注.pdf

◎ダトロウェイ点滴静注用100mg(第一三共㈱)

一般名:ダトポタマブ デルクステカン(遺伝子組換え)

追加された効能・効果(下線部 追記)

〇ホルモン受容体陰性かつHER2陰性の手術不能又は再発乳癌

変更された用法・用量(下線部 追記)

通常、成人にはダトポタマブ デルクステカン(遺伝子組換え)として1回6mg/kg(体重)を90分かけて3週間間隔で点滴静注する。初回投与の忍容性が良好であれば2回目以降の投与時間は30分間まで短縮できる。ただし、1回量として540mgを超えないこと。なお、患者の状態により適宜減量する。

ダトロウェイ点滴静注用.pdf

◎リブロファズ配合皮下注、配合皮下注22mL(ヤンセンファーマ㈱)

一般名:アミバンタマブ(遺伝子組換え)、ボルヒアルロニダーゼ アルファ(遺伝子組換え)

効能・効果(変更なし)

〇EGFR 遺伝子エクソン20挿入変異陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌
〇EGFR 遺伝子変異陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌

追加された用法・用量(下線部 追記)

遺伝子エクソン20挿入変異陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌にはA法、遺伝子変異(エクソン20挿入変異を除く)陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌にはA法又はB法を使用する。

B法:ラゼルチニブメシル酸塩との併用において、4週間を1サイクルとし、通常、成人にはアミバンタマブ(遺伝子組換え)及びボルヒアルロニダーゼ アルファ(遺伝子組換え)として以下の用法及び用量に従い、1サイクル目は各週、2サイクル目以降は2週に1回又は4週に1回の投与間隔で皮下投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。

2週に1回投与

体重 サイクル 投与日 用量(アミバンタマブ(遺伝子組換え)) 用量(ボルヒアルロニダーゼ アルファ(遺伝子組換え))
80kg未満 1サイクル目 1日目、8日目、
15日目、22日目
1,600mg 20,000単位
2サイクル目
以降
1日目、15日目 1,600mg 20,000単位
80kg以上 1サイクル目 1日目、8日目、
15日目、22日目
2,240mg 28,000単位
2サイクル目
以降
1日目、15日目 2,240mg 28,000単位

4週に1回投与

体重 サイクル 投与日 用量(アミバンタマブ(遺伝子組換え)) 用量(ボルヒアルロニダーゼ アルファ(遺伝子組換え))
80kg未満 1サイクル目 1日目、8日目、
15日目、22日目
1,600mg 20,000単位
2サイクル目
以降
1日目 3,520mg 44,000単位
80kg以上 1サイクル目 1日目、8日目、
15日目、22日目
2,240mg 28,000単位
2サイクル目
以降
1日目 4,640mg 58,000単位

リブロファズ配合皮下注.pdf

会員の皆さまにおかれましては、情報をご確認のうえ、関係者に情報提供するとともに周知していただき、当該医薬品の適正使用に努めて戴きますようお願いいたします。

(浦田)