JASPO DI News

2026年9月 製造販売承認医薬品のお知らせ

2026年9月に承認された製造販売承認医薬品の中から、がん関連の薬剤を紹介いたします。詳細は添付文書、ならびに添付の資料をご確認下さい。

新規承認医薬品

キイジェクト配合皮下注395 mg、790 mg(MSD㈱)

一般名:ペムブロリズマブ(遺伝子組換え)、ベラヒアルロニダーゼ アルファ(遺伝子組換え)

効能・効果

〇悪性黒色腫
〇切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌
〇非小細胞肺癌における術前・術後補助療法
〇再発又は難治性の古典的ホジキンリンパ腫
〇根治切除不能な尿路上皮癌
〇がん化学療法後に増悪した進行・再発の高頻度マイクロサテライト不安定性(MSI-High)を有する固形癌(標準的な治療が困難な場合に限る)
〇根治切除不能又は転移性の腎細胞癌
〇腎細胞癌における術後補助療法
〇再発又は遠隔転移を有する頭頸部癌
〇局所進行頭頸部癌における術前・術後補助療法
〇根治切除不能な進行・再発の食道癌
〇治癒切除不能な進行・再発の高頻度マイクロサテライト不安定性(MSI-High)を有する結腸・直腸癌
〇PD-L1陽性のホルモン受容体陰性かつHER2陰性の手術不能又は再発乳癌
〇ホルモン受容体陰性かつHER2陰性で再発高リスクの乳癌における術前・術後薬物療法
〇進行・再発の子宮体癌
〇がん化学療法後に増悪した高い腫瘍遺伝子変異量(TMB-High)を有する進行・再発の固形癌(標準的な治療が困難な場合に限る)
〇進行又は再発の子宮頸癌
〇局所進行子宮頸癌
〇再発又は難治性の原発性縦隔大細胞型B細胞リンパ腫
〇治癒切除不能な進行・再発の胃癌
〇治癒切除不能な胆道癌
〇切除不能な進行・再発の悪性胸膜中皮腫
〇白金系抗悪性腫瘍剤抵抗性の再発卵巣癌

用法・用量

※詳細は添付文書をご参照下さい。

キイジェクト配合皮下注.pdf

オジェンダドライシロップ300 mg、同錠100 mg(IPSEN㈱)

一般名:トボラフェニブ

効能・効果

〇BRAF遺伝子変異又は融合遺伝子を有する低悪性度神経膠腫

用法・用量

〈錠〉
通常、トボラフェニブとして以下の用量を週1回、経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。

体表面積 1回投与量
0.90m2以上1.12m2以下 400mg
1.13m2以上1.39m2以下 500mg
1.40m2以上 600mg

〈ドライシロップ〉
通常、トボラフェニブとして以下の用量を週1回、経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。

体表面積 1回投与量
0.30m2以上0.35m2以下 125mg
0.36m2以上0.42m2以下 150mg
0.43m2以上0.48m2以下 175mg
0.49m2以上0.54m2以下 200mg
0.55m2以上0.63m2以下 225mg
0.64m2以上0.77m2以下 275mg
0.78m2以上0.83m2以下 300mg
0.84m2以上0.89m2以下 350mg
0.90m2以上1.05m2以下 375mg
1.06m2以上1.25m2以下 450mg
1.26m2以上1.39m2以下 525mg
1.40m2以上 600mg
オジェンダドライシロップ,同錠.pdf

エラヒア点滴静注100 mg(武田薬品工業㈱)

一般名:ミルベツキシマブ ソラブタンシン(遺伝子組換え)

効能・効果

〇葉酸受容体α陽性の白金系抗悪性腫瘍剤抵抗性の再発卵巣癌

用法・用量

通常、成人にはミルベツキシマブ ソラブタンシン(遺伝子組換え)として1回6mg/kg(調整理想体重)を3週間間隔で点滴静注する。なお、患者の状態により適宜減量する。
ただし、1回の総投与量は以下の式により求められる調整理想体重に基づく用量とする。
調整理想体重(kg)=理想体重(kg)+0.4×[実体重(kg)-理想体重(kg)]
女性の理想体重(kg)=0.9×身長(cm)-92

エラヒア点滴静注.pdf

モデーソカプセル125 mg(大原薬品工業㈱)

一般名:ドルダビプロン塩酸塩

効能・効果

〇びまん性正中膠腫

用法・用量

通常、成人にはドルダビプロンとして625mgを週1回空腹時に経口投与する。体重が10kg以上の小児にはドルダビプロンとして体重に応じて以下の投与量を週1回空腹時に経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。

小児の体重 投与量(週1回)
10kg以上12.5kg未満 125mg
12.5kg以上27.5kg未満 250mg
27.5kg以上42.5kg未満 375mg
42.5kg以上52.5kg未満 500mg
52.5kg以上 625mg

用法及び用量に関連する注意

本剤は食事の影響によりCmaxが低下するため、食事の2時間前から食後2時間までの間の服用は避けること。

モデーソカプセル.pdf

会員の皆さまにおかれましては、情報をご確認のうえ、関係者に情報提供するとともに周知していただき、当該医薬品の適正使用に努めて戴きますようお願いいたします。

(中野)