研修病院 更新申請

2025.11.8

がん診療病院連携研修・研修病院 認定更新に関するお知らせ
(2025年11月8日更新)

がん診療病院連携研修を実施する病院の認定は、5年ごとに更新していただきます。更新条件を確認の上、以下の手順に沿って更新手続きを行っていただきますようお願い申し上げます。

【研修施設の認定期間延長について】
現在「2月末まで」となっている認定期間は、「3月末まで」延長されることとなりました。
延長後の認定証は発送いたしません。お手元の認定証の「2月末」を「3月末」と読み替えて保管してください。

2026年 更新手続きの対象者  

施設認定番号の先頭が、「H21」の方
「H21-○○○○」など

認定施設番号はお手元の認定証、または下記ページよりご確認ください。


更新条件は、以下を満たすものとする。

(ア) 病院としての条件

①研修責任薬剤師は、研修病院の薬剤部門長(部門長が薬剤師以外の職種の場合は、部門長から委託された薬剤師)とすること。研修責任薬剤師は研修指導薬剤師に指示し、自施設の研修カリキュラムおよび研修計画の作成、病院内の関係部門との調整、研修者の総括評価などを行うこと。

②薬剤部門において、がん薬物療法に対して薬剤師が行うべき実地研修項目の指導ができること。

③当該病院に、日本臨床腫瘍薬学会認定外来がん治療認定薬剤師・専門薬剤師、または日本病院薬剤師会認定がん薬物療法認定薬剤師・専門薬剤師もしくは日本医療薬学会認定がん指導薬剤師・がん専門薬剤師が2名以上在籍していること。なお、1名は日本臨床腫瘍薬学会外来がん治療認定薬剤師・専門薬剤師であることが望ましい※1

④外来化学療法室等において、薬剤師が患者等を指導できること。

⑤緩和ケアにおいて、薬剤師がチームまたは病棟等で関与していること。

⑥がん患者の症例カンファレンスに薬剤師が参加していること。

⑦院外処方箋を発行しており、処方箋応需薬局などと連携し、患者の治療に当たっていること。

⑧臨床腫瘍学およびがん薬物治療学を指導するのに十分な資質を兼ね備えた医師が勤務していること。なお、放射線治療医、臨床病理医、精神腫瘍医、緩和ケア専門医など専門知識を有する医師が勤務していることが望ましい。

(イ) 設備等の条件

①本研修のカリキュラムを遂行することのできる入院病床、外来化学療法室等が整備されていること。

②次の診療報酬の施設基準を全て届け出て、算定していること。
・外来腫瘍化学療法診療料1
・薬剤管理指導料
・無菌製剤処理料1

③次の診療報酬の施設基準を全て届け出ていることが望ましい
・がん拠点病院加算又はがん治療連携管理料
・がん患者指導管理料ハ
・病棟薬剤業務実施加算
・連携充実加算
・がん薬物療法体制充実加算
・抗悪性腫瘍剤処方管理加算
・特定薬剤治療管理料
・外来緩和ケア管理料
・緩和ケア病棟入院料又は緩和ケア診療加算

※1:病院認定時に、『日本臨床腫瘍薬学会認定外来がん治療認定薬剤師・専門薬剤師、または日本病院薬剤師会認定がん薬物療法認定薬剤師・専門薬剤師もしくは日本医療薬学会認定がん指導薬剤師・がん専門薬剤師の認定資格者が1名』であった暫定施設認定においては、更新時には正規の研修施設条件(認定資格者2名)を満たしている必要がある。但し、暫定研修病院期間内の研修者受入可否状況、研修指導薬剤師の資格取得見込み等により個別に判断する場合があります。


  • 更新条件を満たさない場合であっても、更新申請までの5年間に研修者の受け入れ実績等がある場合には、最長2年間、更新を保留することができます。
  • 保留を申請する場合は、下記理由書をご提出ください。

PDF 研修病院認定_保留届(2026年度版).docx


更新手続きの流れ


STEP1 必要書類の準備

以下の書類をご提出ください。

(1) Excel 認定資格および研修指導薬剤師の臨床経験等の状況.xlsx

(2) 認定薬剤師証のコピー

STEP2 システムサイトから更新申請登録

更新申請を以下フォームより行ってください。
STEP1で作成したファイルはフォーム内でご提出いただけます。※2

がん診療病院連携研修病院 申請Webサイト

受付期間:2025/12/10(水)~2026/1/8(木)まで


※2:フォームでの送付が難しい場合は、
maf-jaspo-renkei@mynavi.jp〔日本臨床腫瘍薬学会 がん診療病院連携研修担当宛〕
 までメールにてご送付ください。

STEP3 認定結果の通知

理事会での承認後、認定結果をメールで通知します。
その後、認定証をご郵送いたします。