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2026年3月 効能効果等追加承認医薬品のお知らせ

2026年3月24日 20時02分

2026年3月に承認された効能効果等追加承認医薬品の中から、がん関連の薬剤を紹介いたします。詳細は添付文書、ならびに添付の資料をご確認下さい。

効能等変更承認医薬品

◎エンハーツ点滴静注用100mg(第一三共㈱)

一般名:トラスツズマブ デルクステカン(遺伝子組換え)

追加された効能・効果(下線部 追記)

HER2陽性の進行・再発の固形癌(標準的な治療が困難な場合に限る)

変更された用法・用量(下線部 追記)

〈HER2陽性の進行・再発の固形癌(標準的な治療が困難な場合に限る)〉

胃癌の場合:
通常、成人にはトラスツズマブ デルクステカン(遺伝子組換え)として1回6.4mg/kg(体重)を90分かけて3週間間隔で点滴静注する。なお、初回投与の忍容性が良好であれば2回目以降の投与時間は30分間まで短縮できる。

胃癌以外の場合:
通常、成人にはトラスツズマブ デルクステカン(遺伝子組換え)として1回5.4mg/kg(体重)を90分かけて3週間間隔で点滴静注する。なお、初回投与の忍容性が良好であれば2回目以降の投与時間は30分間まで短縮できる。

エンハーツ点滴静注用100mg.pdf

◎ニュベクオ錠300mg(バイエル薬品㈱)

一般名:ダロルタミド

追加された効能・効果(下線部 追記)

アンドロゲン受容体陽性の根治切除不能な進行・再発の唾液腺癌

変更された用法・用量(下線部 追記)

〈アンドロゲン受容体陽性の根治切除不能な進行・再発の唾液腺癌〉

ゴセレリン酢酸塩との併用において、通常、成人にはダロルタミドとして1回600mgを1日2回、食後に経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。

用法及び用量に関連する注意(下線部 追記)

〈アンドロゲン受容体陽性の根治切除不能な進行・再発の唾液腺癌〉

ゴセレリン酢酸塩との併用に際しては、通常、成人にはゴセレリン1回3.6mgを前腹部に4週間間隔で皮下投与する。

ニュベクオ錠300mg.pdf

◎トロデルビ点滴静注用200mg(ギリアド・サイエンシズ㈱)

一般名:サシツズマブ ゴビテカン(遺伝子組換え)

追加された効能・効果(下線部 追記)

化学療法歴のあるホルモン受容体陽性かつHER2陰性の手術不能又は再発乳癌

変更された用法・用量(変更なし)

通常、成人には、サシツズマブ ゴビテカン(遺伝子組換え)として1回10mg/kg(体重)を、21日間を1サイクルとし、各サイクルの1日目及び8日目に点滴静注する。投与時間は3時間とし、初回投与の忍容性が良好であれば、2回目以降は1~2時間に短縮できる。なお、患者の状態により適宜減量する。

トロデルビ点滴静注用200mg.pdf

◎ターゼナカプセル0.25mg、0.1mg(ファイザー㈱)

一般名:タラゾパリブトシル酸塩

追加された効能・効果(取消線部 削除)

〈ターゼナカプセル0.1mg〉

BRCA遺伝子変異陽性の遠隔転移を有する去勢抵抗性前立腺癌

〈ターゼナカプセル0.25mg〉

BRCA遺伝子変異陽性の遠隔転移を有する去勢抵抗性前立腺癌

変更された用法・用量(変更なし)

エンザルタミドとの併用において、通常、成人にはタラゾパリブとして1日1回0.5mgを経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。 

ターゼナカプセル.pdf

◎ルンスミオ皮下注5mg、45mg(中外製薬㈱)

一般名:モスネツズマブ(遺伝子組換え)

追加された効能・効果(下線部 追記)

以下の再発又は難治性の大細胞型B細胞リンパ腫
 びまん性大細胞型B細胞リンパ腫
 高悪性度B細胞リンパ腫
〇再発又は難治性の濾胞性リンパ腫

変更された用法・用量(下線部 追記)

〈再発又は難治性の濾胞性リンパ腫(Grade1~3A)

通常、成人にはモスネツズマブ(遺伝子組換え)として、21日間を1サイクルとし、1サイクル目は1日目に5mg、8日目及び15日目に45mg、2サイクル目以降は1日目に45mgを8サイクルまで皮下投与する。8サイクル終了時に、完全奏効が得られた患者は投与を終了し、また、病勢安定又は部分奏効が得られた患者は、計17サイクルまで投与を継続する。

〈再発又は難治性の大細胞型B細胞リンパ腫(びまん性大細胞型B細胞リンパ腫、高悪性度B細胞リンパ腫)、再発又は難治性の濾胞性リンパ腫(Grade3B)

ポラツズマブ ベドチン(遺伝子組換え)との併用において、通常、成人にはモスネツズマブ(遺伝子組換え)として、21日間を1サイクルとし、1サイクル目は1日目に5mg、8日目及び15日目に45mg、2サイクル目以降は1日目に45mgを8サイクルまで皮下投与する。

ルンスミオ皮下注.pdf

◎ポライビー点滴静注用30mg、140mg(中外製薬㈱)

一般名:ポラツズマブ ベドチン(遺伝子組換え)

追加された効能・効果(下線部 追記)

以下の大細胞型B細胞リンパ腫
 びまん性大細胞型B細胞リンパ腫
 高悪性度B細胞リンパ腫
再発又は難治性の濾胞性リンパ腫

変更された用法・用量(下線部 追記 取消線部 削除)

他の抗悪性腫瘍剤との併用において、通常、成人には、ポラツズマブ ベドチン(遺伝子組換え)として、1回1.8mg/kg(体重)を3週間間隔で6回点滴静注する。初回投与時は90分かけて投与し、忍容性が良好であれば2回目以降の投与時間は30分間まで短縮できる。なお、患者の状態に応じて適宜減量する。

〇リツキシマブ(遺伝子組換え)、シクロホスファミド水和物、ドキソルビシン塩酸塩及びプレドニゾロン又はメチルプレドニゾロンとの併用

〇ベンダムスチン塩酸塩製剤及びリツキシマブ(遺伝子組換え)との併用

ポライビー点滴静注用.pdf

会員の皆さまにおかれましては、情報をご確認のうえ、関係者に情報提供するとともに周知していただき、当該医薬品の適正使用に努めて戴きますようお願いいたします。

(藤田)