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2025年12月 効能効果等追加承認医薬品のお知らせ

2025年12月24日 01時55分

2025年12月に承認された効能効果等追加承認医薬品の中から、がん関連の薬剤を紹介いたします。詳細は添付文書、ならびに添付の資料をご確認下さい。

効能等変更承認医薬品

◎テセントリク点滴静注1200mg(中外製薬㈱)

一般名:アテゾリズマブ(遺伝子組換え)

追加された効能・効果(下線部 追記)

〈テセントリク点滴静注1200mg〉

切除不能な胸腺癌

変更された用法・用量(下線部 追記)

カルボプラチン及びパクリタキセルとの併用において、通常、成人にはアテゾリズマブ(遺伝子組換え)として1回1200mgを3週間間隔で点滴静注する。

テセントリク点滴静注1200mg.pdf

◎カルボプラチン注射液50mg、150mg、450mg「NK」(ヴィアトリス・ヘルスケア(同))

一般名:カルボプラチン

効能・効果(変更なし)

〇卵巣癌

変更された用法・用量(下線部 追記)

〈卵巣癌〉

(1)通常、成人にはカルボプラチンとして、1日1回300~400mg/m2(体表面積)を点滴静注し、少なくとも4週間休薬する。これを1クールとし、投与を繰り返す。なお、投与量は、年齢、疾患、症状により適宜増減する。

(2)パクリタキセルとの併用において、通常、成人にはカルボプラチンとして、1日1回AUC6mg・min/mL相当量を腹腔内に注入し、少なくとも3週間休薬する。これを1クールとし、投与を繰り返す。なお、投与量は、患者の状態により適宜減ずる。

カルボプラチン注射液「NK」.pdf

会員の皆さまにおかれましては、情報をご確認のうえ、関係者に情報提供するとともに周知していただき、当該医薬品の適正使用に努めて戴きますようお願いいたします。

(藤田)