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2024年12月 効能効果等追加承認医薬品のお知らせ

2025年1月8日 07時24分

2024年12月に承認された効能効果等追加承認医薬品の中から、がん関連の薬剤を紹介いたします。詳細は添付文書、ならびに添付の資料をご確認下さい。

効能等変更承認医薬品

◎オプジーボ点滴静注20mg、100mg、120mg、240mg(小野薬品工業㈱)

一般名:ニボルマブ(遺伝子組換え)

追加された効能・効果(下線部 追記)

〇根治切除不能な尿路上皮癌

変更された用法・用量(下線部 追記)

〈根治切除不能な尿路上皮癌〉
ゲムシタビン塩酸塩及び白金系抗悪性腫瘍剤との併用において、通常、成人にはニボルマブ(遺伝子組換え)として、1回360mgを3週間間隔で6回点滴静注する。その後、ニボルマブ(遺伝子組換え)として、1回240mgを2週間間隔又は1回480mgを4週間間隔で点滴静注する。

オプジーボ点滴静注.pdf

◎ランダ注10mg、同25mg、同50mg(日本化薬㈱)

一般名:シスプラチン

追加された効能・効果(下線部 追記)

〇尿路上皮癌

変更された用法・用量(下線部 追記)

〈シスプラチン通常療法〉
尿路上皮癌には、他の抗悪性腫瘍剤との併用療法として、K法を選択する。
K法:シスプラチンとして70mg/m2(体表面積)11回投与し、少なくとも20日間休薬する。これを1クールとして投与を繰り返す。
なお、H~K法の投与量は患者の状態により適宜減量する。

ランダ注.pdf

◎キイトルーダ点滴静注100mg(MSD㈱)

一般名:ペムブロリズマブ(遺伝子組換え)

追加された効能・効果(取消線部 削除)

がん化学療法後に増悪した切除不能な進行・再発の子宮体癌

用法・用量(下線部 追記、取消線部 削除)

〈根治切除不能又は転移性の腎細胞癌、PD-L1陽性のホルモン受容体陰性かつHER2陰性の手術不能又は再発乳癌、進行・再発の子宮体癌、進行又は再発の子宮頸癌、治癒切除不能な進行・再発の胃癌〉
他の抗悪性腫瘍剤との併用において、通常、成人には、ペムブロリズマブ(遺伝子組換え)として、1回200mgを3週間間隔又は1回400mgを6週間間隔で30分間かけて点滴静注する。

〈がん化学療法後に増悪した切除不能な進行・再発の子宮体癌〉
レンバチニブメシル酸塩との併用において、通常、成人には、ペムブロリズマブ(遺伝子組換え)として、1回200mgを3週間間隔又は1回400mgを6週間間隔で30分間かけて点滴静注する。

キイトルーダ点滴静注.pdf

会員の皆さまにおかれましては、情報をご確認のうえ、関係者に情報提供するとともに周知していただき、当該医薬品の適正使用に努めて戴きますようお願いいたします。

(中野)