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2024年1月 製造販売承認医薬品のお知らせ

2024年1月19日 23時06分

2024年1月に承認された製造販売承認医薬品の中から、がん関連の薬剤を紹介いたします。詳細は添付文書、ならびに添付の資料をご確認下さい。

◎ターゼナカプセル0.1 mg、0.25 mg、1 mg(ファイザー㈱)

一般名:タラゾパリブトシル酸塩

効能・効果

〈ターゼナカプセル0.1mg〉

○BRCA遺伝子変異陽性の遠隔転移を有する去勢抵抗性前立腺癌

〈ターゼナカプセル0.25mg〉

○BRCA遺伝子変異陽性の遠隔転移を有する去勢抵抗性前立腺癌

○がん化学療法歴のあるBRCA遺伝子変異陽性かつHER2陰性の手術不能又は再発乳癌

〈ターゼナカプセル1mg〉

○がん化学療法歴のあるBRCA遺伝子変異陽性かつHER2陰性の手術不能又は再発乳癌

用法・用量

<BRCA遺伝子変異陽性の遠隔転移を有する去勢抵抗性前立腺癌>

エンザルタミドとの併用において、通常、成人にはタラゾパリブとして1日1回0.5mgを経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。

<がん化学療法歴のあるBRCA遺伝子変異陽性かつHER2陰性の手術不能又は再発乳癌>

通常、成人にはタラゾパリブとして1日1回1mgを経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。

ターゼナカプセル.pdf

◎レブロジル皮下注用25 mg、皮下注用75 mg(ブリストル・マイヤーズスクイブ㈱)

一般名:ルスパテルセプト(遺伝子組換え)

効能・効果

〇骨髄異形成症候群に伴う貧血

用法・用量

通常、成人にはルスパテルセプト(遺伝子組換え)として1回1.0mg/kgを3週間間隔で皮下投与する。なお、患者の状態により適宜増減するが、1回1.75mg/kgを超えないこと。

レブロジル皮下注用25mg.pdf

会員の皆さまにおかれましては、情報をご確認のうえ、関係者に情報提供するとともに周知していただき、当該医薬品の適正使用に努めて戴きますようお願いいたします。

(中野)