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2024年3月 効能効果等追加承認医薬品のお知らせ
2024年3月28日 22時25分2024年3月に承認された製造販売承認医薬品の中から、がん関連の薬剤を紹介いたします。詳細は添付文書、ならびに添付の資料をご確認下さい。
効能等変更承認医薬品
◎ベスポンサ点滴静注用1mg(ファイザー㈱)
一般名:イノツズマブ オゾガマイシン(遺伝子組換え)
追加された効能・効果
〇再発又は難治性のCD22陽性の急性リンパ性白血病
追加された用法・用量(下線部 変更追記、取消線部 削除)
通常、成人にはイノツズマブ オゾガマイシン(遺伝子組換え)として 1日目は 0.8mg/m2(体表面積)、8及び15日目 は 0.5mg/m2(体表面積)を1日1 回、1時間以上かけて点滴静脈内投与した後、休薬する。成人には、1サイクル目は 21~28 日間、2サイクル目以降は28日間を 1サイクルとし、投与を繰り返す。 小児には、1サイクル目は 21~42日間、2サイクル目以降は28~42日間を1サイクルとし、投与を繰り返す。 投与サイクル数は造血幹細胞移植の施行予定を考慮して決定する。なお、患者の状態により適宜減量する。
ベスポンサ点滴静注用1㎎.pdf
◎フェソロデックス筋注250mg(アストラゼネカ㈱)
一般名: フルベストラント
追加された効能・効果
〇乳癌
追加された用法・用量(下線部 変更 追記)
通常、成人には本剤2筒(フルベストラントとして500mg含有)を、初回、2週後、4週後、その後4週ごとに1回、左右の臀部に1筒ずつ筋肉内投与する。なお、閉経前乳癌に対しては、LH-RHアゴニスト投与下で他の抗悪性腫瘍剤と併用すること。
フェソロデックス筋注250mg.pdf
◎5-FU注250mg、同注1000mg(協和キリン㈱)
一般名:フルオロウラシル
追加された効能・効果(下線部 変更 追記)
〇以下の悪性腫瘍に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法
頭頸部癌、食道癌、治癒切除不能な進行・再発の胃癌
追加された用法・用量(下線部 変更 追記)
<頭頸部癌、食道癌及び治癒切除不能な進行・再発の胃癌に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法の場合>
他の抗悪性腫瘍剤との併用療法において、通常、成人にはフルオロウラシルとして1日1000mg/m2 (体表面積)までを、4 ~5日間連日で持続点滴する。投与を繰り返す場合には少なくとも3週間以上の間隔をあけて投与する。本剤単独投与の場合には併用投与時に準じる。 なお、年齢、患者の状態などにより適宜減量する。
5-FU注1000mg.pdf
(中野)