この度、地域医療連携委員会では地域で行われているがん領域の研修会に対して、抗がん薬治療における患者マネジメント及びがん治療において薬薬連携を行う上での基礎知識に関して、下記のテーマについて、講師を派遣する企画を開始いたしました。
1. 提供するテーマ(各40分程度)
Ⅰ.抗がん薬による皮膚関連事象の副作用対策
(手足症候群(HFS)、皮膚疹、爪囲炎等)
Ⅱ.血液検査値から解ること
(骨髄抑制を中心に、腎機能障害、肝機能障害等)
Ⅲ.薬剤師が出来る副作用マネジメント
(悪心嘔吐、下痢、口腔粘膜炎、高血圧等)
※オプションとして地域医療連携推進DVD上映も可能です。
(業務紹介編10分、薬局編10分 計20分。解説付きは合計30分)
※研修会の時間帯に合わせ時間調整は要相談となります。
※長時間型の研修会の場合は、一部を支援する事も可能です。
2. 対象とする研修会
(ア)がん医療に関する病院と保険薬局の薬剤師の連携及び抗がん薬治療の支持療法等の患者マネジメントをテーマとするものであること。
(イ)20名以上の受講者が集まる見込みの会であること。
(ウ)当該地域の病院および保険薬局勤務の薬剤師に自由参加の機会が与えられていること。
(エ)該当する研修会は原則として、都道府県、市町村、地区などの薬剤師会または病院薬剤師会が主催とする。また、原則として日本臨床腫瘍薬学会(JASPO)も共催となる。共催者に企業が入ることは排除しない。
(オ)企業主催(チェーン薬局を含む)の研修会については、その受講者公募の範囲、参加の自由度などからみて、公益性が認められる場合のみに、個別で判断する。
3. 費用負担
・旅費:依頼者側の負担
・講師謝金:依頼者側の方針に従う(しかし、有償とします。)
4. 派遣講師
・原則、地域医療連携委員(病院薬剤師、保険薬局薬剤師)
・その他
※講師の希望がある場合のご相談もお受けしますが、ご希望に添えない場合もあります。
5. 申請の流れ
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②仮申請書を元に、講師派遣が可能かを確認させて頂きます。
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③派遣可能となった場合、本申請書の提出をお願いします。
※本申請書のフォーマットは、事務局よりお送りします。
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④その後は、決定した講師と詳細を詰めて頂きます。
※具体的には依頼者側よりJASPOへの共催申請、外来がん治療認定薬剤師のための講習会(研修会)認定単位申請、講師への依頼状等、ご準備頂きます。
【お問い合わせ先】 日本臨床腫瘍薬学会セミナー事務局(E-mail:jaspo-seminar@ellesnet.co.jp)