この度、日本がんサポーティブケア学会より依頼を受け、2021年に発刊された『がん治療におけるアピアランスケアガイドライン』の2027年版（仮称）への改訂作業を、前回に引き続き、日本がんサポーティブケア学会と共同で実施することとなりました。

　がん治療に伴う外見の変化（アピアランス）への支援は、患者さんの QOL 向上とサバイバーシップ充実に不可欠な要素です。本ガイドラインは、手術・薬物療法・放射線療法に伴う“外見（アピアランス）の変化”に対し、医師・看護師・薬剤師など多職種が連携して支援を行うための整容的・治療的対応を整備・体系化したものです。本ガイドラインは Minds ガイドラインライブラリへの掲載が認められ、広く活用されています。

　つきましては、信頼性と透明性を備えた質の高いガイドライン作成に貢献いただける、合同ガイドライン作成委員を下記の通り、本学会会員より広く募集いたします。

１．募集概要

役務：がん治療におけるアピアランスケアガイドライン2027年版（仮称）合同ガイドライン作成委員
対象：日本臨床腫瘍薬学会 正会員（学生会員不可）
募集人数：2名程度
委嘱期間：～2027年3月31日
報酬：なし（交通費、研修会費等の実費は学会規定により支給されます）

２．作成委員の役割と求められる経験

本ガイドライン作成委員として、作成グループの業務を行っていただきます。

・アピアランスケアガイドライン作成委員として作成グループの業務を行う。
・システマティックレビューチームを担当することもあります。

特に、以下のご経験・知見をお持ちの先生を歓迎いたします。

・英文論文を含むシステマティックレビューのご経験があれば尚可 。
・アピアランスケアに関心をお持ちで、専門的な見地から積極的にご意見をお寄せいただける方。
・Minds の最新の作成手続きに則り、信頼性と透明性を備えたガイドライン作成にご協力いただける方。

３．応募方法

下記URLの入力フォームに必要事項をご登録ください。

URL: https://forms.gle/KqMYNUvkFMTrkLQM8

募集期間：2025年12月5日（金）～12月18日（木）

入力事項： 下記の項目を応募フォームにご入力ください。

・メールアドレス*
・氏名
・会員番号
・上長の内諾
・JASPO委員会・小委員会・ＷＧ等の所属・活動
・認定資格の保有状況
・学位
・薬学部卒業年
・所属施設の名称
・所属施設の都道府県
・研究業績 （論文・学会発表）最大5つ
・志望動機

【重要】委員としてご協力いただく際には、お名前、ご所属が公開されます。応募に際しては、上長ならびに所属組織内において必要な内諾を事前に得てからご応募下さい。委嘱状は正式決定後に発行いたします。

４．選考について

ご応募頂いた先生の中から審査を行い、合同ガイドライン作成委員として選任いたします。結果はご登録頂いたメールアドレスに個別にご連絡いたします。

選定されました作成委員の先生には、今後の設置を検討する小委員会への参加をお願いする予定です。すでにJASPOの委員会、小委員会、WGにて活動されている先生は優先順位が下がる可能性がありますことをご了解ください。

何卒ご理解とご協力を賜り、本分野の発展のためにお力添えをいただけますよう、お願い申し上げます。

ガイドライン委員長　　小井土 啓一