薬剤師は、医師や看護師などの職種と協力して、抗がん剤の選択や投与量の設計、副作用の予防・軽減に必要な薬剤の選択など、患者さん個々に最適な薬物療法を提供することで、がん薬物療法(治療)に関わっています。
薬剤師は、医師や看護師とは違った目線で、特に専門である“薬”について患者さんやご家族の方に治療に対する正しい知識をもっていただくための説明や、治療中に起こる副作用や患者さんの不安等に対してもサポートをおこなっています。
病院や薬局によっては、がん薬物療法に関する専門的な知識を持つ薬剤師が在籍し、皆様からのご相談に対応しているところもあります。
JASPOでは、「外来がん治療認定薬剤師」という資格を認定しています。(全国の認定者一覧はこちら)