2022年2月に製造販売承認医薬品・効能効果追加承認医薬品の中から、がん治療関連の薬剤(5品目)を紹介致します。
【Topic】
<効能等変更承認医薬品>
◎キイトルーダ点滴静注100mg(一般名:ペムブロリズマブ(遺伝子組換え))
⇒がん化学療法後に増悪した高い腫瘍遺伝子変異量(TMB-High)を有する進行・再発の固形癌(標準的な治療が困難な場合に限る)への適応
◎レットヴィモカプセル40mg、同カプセル80mg(一般名:セルペルカチニブ)
⇒RET融合遺伝子陽性の根治切除不能な甲状腺癌への適応
⇒RET遺伝子変異陽性の根治切除不能な甲状腺髄様癌への適応
◎レンビマ錠40mg、同錠80mg(一般名:レンバチニブメシル酸塩)
⇒根治切除不能又は転移性の腎細胞癌への適応
◎トレアキシン点滴静注液100mg/4mL(一般名:ベンダムスチン塩酸塩)
⇒1日1回10分の用法追加
◎ジーラスタ皮下注 3.6 mg(一般名:ペグフィルグラスチム(遺伝子組換え) )
⇒同種末梢血幹細胞移植のための造血幹細胞の末梢血中への動員への適応