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2022/03/29

2022年3月効能効果追加承認医薬品のお知らせ

Tweet ThisSend to Facebook | by 10A148_山本
2022年3月に効能効果追加承認医薬品の中から、がん治療関連の薬剤を紹介致します。
詳細は添付の資料をご確認下さい。

<効能等追加承認医薬品>(下線部:追加箇所)
◎オプジーボ点滴静注20 mg、100 mg、120 mg、240 mg (小野薬品工業株式会社)
一般名:ニボルマブ(遺伝子組換え)
【追加された効能・効果】
尿路上皮癌における術後補助療法
【追加された用法・用量】
〈尿路上皮癌における術後補助療法〉
通常、成人にはニボルマブ(遺伝子組換え)として、1回 240mgを2 週間間隔又は1回 480mgを4 週間間隔で点滴静注する。ただし、投与期間は12 ヵ月間までとする。
◎パージェタ点滴静注420 mg (中外製薬株式会社)
一般名:ペルツズマブ(遺伝子組換え)
【追加された効能・効果】
がん化学療法後に増悪したHER2陽性の治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌
【追加された用法・用量】
〈がん化学療法後に増悪したHER2陽性の治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌〉
トラスツズマブ(遺伝子組換え)との併用において、通常、成人に対して1日1回、ペルツズマブ(遺伝子組換え)として初回投与時には840mgを、2回目以降は420mgを60分かけて3週間間隔で点滴静注する。なお、初回投与の忍容性が良好であれば、2回目以降の投与時間は30分間まで短縮できる。
パージェタ点滴静注.pdf

◎ハーセプチン注射用60mg 150mg (中外製薬株式会社)
一般名:トラスツズマブ(遺伝子組換え)
【追加された効能・効果】
がん化学療法後に増悪したHER2陽性の治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌
【追加された用法・用量】
〈がん化学療法後に増悪したHER2陽性の治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌〉
ペルツズマブ(遺伝子組換え)との併用でB法を使用する。
B法:通常、成人に対して1日1回、トラスツズマブ(遺伝子組換え)として初回投与時には8mg/kg(体重)を、2回目以降は6mg/kgを90分以上かけて3週間間隔で点滴静注する。なお、初回投与の忍容性が良好であれば、2回目以降の投与時間は30分間まで短縮できる。

会員の皆さまにおかれましては、情報をご確認のうえ、関係者に情報提供するとともに周知していただき、当該医薬品の適正使用に努めていただきますようお願いいたします。

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