2021年12月に製造販売承認医薬品・効能効果追加承認医薬品の中から、がん関連の薬剤を紹介致します。
詳細は添付の資料ををご確認下さい。
<効能等変更承認医薬品>(下線部:追加箇所)
◎キイトルーダ点滴静注100mg(MSD株式会社)
一般名:ペムブロリズマブ(遺伝子組換え)
【追加された効能・効果】
○がん化学療法後に増悪した切除不能な進行・再発の子宮体癌
【追加された用法・用量】
<がん化学療法後に増悪した切除不能な進行・再発の子宮体癌>
レンバチニブメシル酸塩との併用において、通常、成人には、 ペムブロリズマブ(遺伝子組換え)として、1回200mgを3週間 間隔又は1回400mgを6週間間隔で30分間かけて点滴静注する。
キイトルーダ点滴静注.pdf
◎レンビマカプセル4㎎、同カプセル10㎎(エーザイ株式会社)
一般名:レンバチニブメシル酸塩
【効能・効果】
○がん化学療法後に増悪した切除不能な進行・再発の子宮体癌
【追加された用法・用量】
〈がん化学療法後に増悪した切除不能な進行・再発の子宮体癌〉
ペムブロリズマブ(遺伝子組 換え)との併用において、通 常、成人にはレンバチニブと して1日1回20mgを経口投与 する。なお、患者の状態によ り適宜減量する。
レンビマカプセル.pdf
◎オプジーボ点滴静注20mg、同点滴静注100mg、同点滴静注120mg、同点滴静注240mg(小野薬品工業株式会社)
一般名:ニボルマブ(遺伝子組換え)
【追加された効能又は効果】
○原発不明癌
【追加された用法・用量】
<原発不明癌>
通常、成人にはニボルマブ(遺伝子組換え)として、1 回 240 mg を 2 週間間隔又は 1 回 480 mg を 4 週間間隔で点滴静注する。
オプジーボ点滴静注.pdf
◎ベージニオ錠50mg、同錠100mg、同錠150mg(日本イーライリリー株式会社)
一般名:アベマシクリブ
【追加された効能又は効果】
○ ホルモン受容体陽性かつHER2陰性で再発高リスクの乳癌にお ける術後薬物療法
【追加された用法・用量】
内分泌療法剤との併用において、通常、成人にはアベマシクリブとして 1 回 150 mg を 1 日 2 回経口 投与する。
ただし、術後薬物療法の場合には、投与期間は 24 カ月間までとする。なお、患者の状態に より適宜減量する。
ベージニオ錠.pdf
会員の皆さまにおかれましては、情報をご確認のうえ、関係者に情報提供するとともに周知していただき、当該医薬品の適正使用に努めていただきますようお願いいたします。