通常、成人にはアレムツズマブ(遺伝子組換え)として1日1回0.16mg/kgを6日間点滴静注する。
マブキャンパス点滴静注添付文書.pdf◎リツキサン点滴静注100mg、同点滴静注500mg(全薬工業株式会社)
一般名:リツキシマブ(遺伝子組換え)
【効能・効果】(変更なし)
○ CD20陽性のB細胞性非ホジキンリンパ腫
○ CD20陽性の慢性リンパ性白血病
○ 免疫抑制状態下のCD20陽性のB細胞性リンパ増殖性疾患
○ 多発血管炎性肉芽腫症、顕微鏡的多発血管炎
○ 難治性のネフローゼ症候群(頻回再発型あるいはステロイド依存性を示す場合)
○ 慢性特発性血小板減少性紫斑病
○ 後天性血栓性血小板減少性紫斑病
○ 下記のABO血液型不適合移植における抗体関連型拒絶反応の抑制腎移植、肝移植
○ インジウム(111In)イブリツモマブ チウキセタン(遺伝子組換え)注射液及びイットリウム(90Y)イブリツモマブ チウキセタン(遺伝子組換え)注射液投与の前投与
【変更された用法・用量】(※希釈濃度とあわせて、用法・用量関連注意のB細胞性非ホジキンリンパ腫における投与速度も変更されています)
〈B細胞性非ホジキンリンパ腫〉
通常、成人には、リツキシマブ(遺伝子組換え)として1回量375mg/m2を1週間間隔で点滴静注する。最大投与回数は8回とする。
他の抗悪性腫瘍剤と併用する場合は、併用する抗悪性腫瘍剤の投与間隔に合わせて、1サイクルあたり1回投与する。
維持療法に用いる場合は、通常、成人には、リツキシマブ(遺伝子組換え)として1回量375mg/m2を点滴静注する。投与間隔は8週間を目安とし、最大投与回数は12回とする。
〈慢性リンパ性白血病〉
他の抗悪性腫瘍剤との併用において、通常、成人には、リツキシマブ(遺伝子組換え)として初回に1回量375mg/m2、2回目以降は1回量500mg/m2を、併用する抗悪性腫瘍剤の投与サイクルに合わせて、1サイクルあたり1回点滴静注する。最大投与回数は6回とする。
〈免疫抑制状態下のB細胞性リンパ増殖性疾患〉
通常、リツキシマブ(遺伝子組換え)として1回量375mg/m2を1週間間隔で点滴静注する。最大投与回数は8回とする。
〈多発血管炎性肉芽腫症、顕微鏡的多発血管炎、慢性特発性血小板減少性紫斑病、後天性血栓性血小板減少性紫斑病〉
通常、成人には、リツキシマブ(遺伝子組換え)として1回量375mg/m2を1週間間隔で4回点滴静注する。
〈難治性のネフローゼ症候群〉
通常、リツキシマブ(遺伝子組換え)として1回量375mg/m2を1週間間隔で4回点滴静注する。ただし、1回あたりの最大投与量は500mgまでとする。
〈ABO血液型不適合腎移植・肝移植〉
通常、リツキシマブ(遺伝子組換え)として1回量375mg/m2を点滴静注する。ただし、患者の状態により適宜減量する。
〈イブリツモマブ チウキセタンの前投与〉
通常、成人には、リツキシマブ(遺伝子組換え)として250mg/m2を1回、点滴静注する。
〈効能共通〉
本剤は用時生理食塩液又は5%ブドウ糖注射液にて1~4mg/mLに希釈調製し使用する。