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2023/08/25

2023年8月 効能効果等追加承認医薬品のお知らせ

Tweet ThisSend to Facebook | by 18A162_中野
2023年8月に承認された効能効果等追加承認医薬品の中から、がん関連の薬剤を紹介いたします。詳細は添付文書、ならびに添付の資料をご確認下さい。

<効能等変更承認医薬品>
◎エンハーツ点滴静注用100mg (第一三共㈱)
一般名:トラスツズマブ デルクステカン(遺伝子組換え)
【追加された効能・効果】(下線部 追記)
がん化学療法後に増悪したHER2(ERBB2)遺伝子変異陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌
【追加された用法・用量】(下線部 追記)
〈化学療法歴のあるHER2陽性の手術不能又は再発乳癌、化学療法歴のあるHER2低発現の手術不能又は再発乳癌、がん化学療法後に増悪したHER2(ERBB2)遺伝子変異陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌〉
通常、成人にはトラスツズマブ デルクステカン(遺伝子組換え)として1回5.4mg/kg(体重)を90分かけて3週間間隔で点滴静注する。なお、初回投与の忍容性が良好であれば2回目以降の投与時間は30分間まで短縮できる。


◎リムパーザ錠100mg、150mg (アストラゼネカ㈱)
一般名:オラパリブ
【変更された効能・効果】
〇BRCA遺伝子変異陽性の遠隔転移を有する去勢抵抗性前立腺癌
【変更された用法・用量】(下線部 追加)
〈BRCA遺伝子変異陽性の遠隔転移を有する去勢抵抗性前立腺癌〉
通常、成人にはオラパリブとして1回300mgを1日2回、経口投与する。他の薬剤と併用する場合は、アビラテロン酢酸エステル及びプレドニゾロンと併用すること。なお、患者の状態により適宜減量する。


会員の皆さまにおかれましては、情報をご確認のうえ、関係者に情報提供するとともに周知していただき、当該医薬品の適正使用に努めて戴きますようお願いいたします。

12:31 | 効能等追加承認医薬品