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2023/06/29

2023年6月 製造販売承認医薬品/効能効果追加承認医薬品のお知らせ

Tweet ThisSend to Facebook | by 18A162_中野
2023年6月に承認された製造販売承認医薬品、及び効能効果追加承認医薬品の中から、がん関連の薬剤を紹介いたします。詳細は添付文書、ならびに添付の資料をご確認下さい。

<新規承認医薬品>
◎オンキャスパー点滴静注用3750(日本セルヴィエ㈱)
一般名:ペグアスパルガーゼ
【効能・効果】
〇急性リンパ性白血病、悪性リンパ腫
【用法・用量】
他の抗悪性腫瘍剤との併用において、通常、ペグアスパルガーゼとして、下記の用法・用量で2週間間隔で点滴静脈内投与する。
21歳以下の患者:体表面積0.6㎡以上の場合は1回2500国際単位/ ㎡ (体表面積)を、体表面積0.6 ㎡未満の場合は1回82.5国際単位/kg(体重)を投与する。
22歳以上の患者:1回2000国際単位/ ㎡ (体表面積)を投与する。


◎リトゴビ錠4mg (大鵬薬品工業㈱)
一般名:フチバチニブ
【効能・効果】
〇がん化学療法後に増悪したFGFR2融合遺伝子陽性の治癒切除不能な胆道癌
【用法・用量】
通常、成人には、フチバチニブとして1日1回20mgを空腹時に経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。
【用法及び用量に関連する注意】
食後に本剤を投与した場合、本剤のCmax及びAUCが低下するとの報告がある。食事の影響を避けるため、食事の1時間前から食後2時間までの間の服用は避けること。


<効能等変更承認医薬品>
◎キイトルーダ点滴静注100mg(MSD㈱)
一般名:ペムブロリズマブ(遺伝子組換え)
【追加された効能・効果】
〇再発又は難治性の原発性縦隔大細胞型B細胞リンパ腫
【追加された用法・用量】
通常、成人には、ペムブロリズマブ(遺伝子組換え)として、1回200mgを3週間間隔又は1回400mgを6週間間隔で30分間かけて点滴静注する。


会員の皆さまにおかれましては、情報をご確認のうえ、関係者に情報提供するとともに周知していただき、当該医薬品の適正使用に努めて戴きますようお願いいたします。

10:03 | 効能等追加承認医薬品